仕事の効率に相性は大きく影響します。お互いの理解にズレが生じやすくなる、思ったように進まない、会話にトゲを感じるなど人間関係において相性が合わないとストレスは溜まる一方になります。気が合わない相手を思い出すと誰もが実感することではないでしょうか。

googleという会社の人事採用についてこのような例があります。人事などの担当者がすべて採用決定するわけではなく、他の部署からの人たちからも面接の場で入社希望者との面談が行われます。これから自分たちの仲間として迎えることに適しているか否かを皆がそれぞれの視点で判断するのです。もちろんお友達グループならいいというわけではありませんが、尖ったところがあっても面白いと思えるかどうかです。そういう判断がされるのは数値で表せない感覚的なものです。

相性というのは自分を殺してまで相手に合わせようとしても無理があります。それはストレスを増長させるだけです。そこにはNLP(Neuro-Linguistic Programming)のスキルを学ぶことで多少の緩和をさせることは可能ですが、基本的には合わないものであることを前提でいた方が楽です。その理由について機会があるたびに紹介していこうと思います。