今の世の中、求められる答えはひとつではありません。そしてその答えはその都度異なる場合もあります。私たちは何を基準に選択判断をしていくべきなのか。それらが揺らぐ時、人は自分の性格を憂いたりします。しかしそれはあなたの性格でも何でもないのです。

何を信じるかをあやふやにさせる目の前の情報に問題があります。過去からの情報の蓄積があなたのアイデンティティを作ってしまっているかもしれません。

マスコミから出される情報などに情報選択の基準を合わせていませんか。

あなたのジャッジを誰かに求めたり、委ねてはいけないのです。

ましてや合口の悪い発信者からの情報はシャットアウトすべきです。

それは両親や家族、友人など身の回りのすべての人が対象であります。

この情報ひとつでさえ相性です。家族だから相性が良いなどということもありません。最大のネガティブインフルエンサーであったりもします。その影響は甚大です。

影響と言えばSNSの浸透は世間的な流れを大きく左右するようになりました。結果「何でも言える世の中」になったようで「何も言えない世の中」を作ってしまいました。ひとたび流れの中で異なった発言は炎上を招き、ネット上で完膚なきままに打ち倒されてしまうことが日常茶飯事です。当たり障りのないことしか言えない。大きな流れに烏合するしかない。小さな職場でさえ、同じような風潮になっています。だからといって周りに自分を合わせすぎてしまうことは自分らしさを失い、自己肯定感を下げることに繋がっていきます。

オープンなサイトというのはさも友人が多くできたかのように見え、「いいね!」の数に一喜一憂する中では本当の自分に気づくことは少ないものです。人を羨んだり、虚勢を張ったり、自慢したりの無駄な時間から心を開放させてあげることが必要です。