ベースになっているのは東洋思想にある「陰陽五行」「干支」「易理」に気の流れであるバイオリズムなどを加え、その人の今の立ち位置を確認し、それに周りの人、環境、時間軸から判断する実践学です。
「人が生きる」ということは少し昔であれば前から歩いてくる相手が敵なのか味方になりうるのか、それこそ生死を左右するような判断力を必要する場面もあったわけです。果たして現代ではそんな能力は必要とされないのでしょうか。
警戒心ばかりではいけませんが、あまりに不用意に人は行動しすぎているように思えます。このコロナ禍がその警鐘となったことは言うまでもありません。この世の中、洪水のごとく流れ出る情報に右往左往し、気づけば180度反対の意見が主流になってしまっているなど日常茶飯事のことです。数字データーや誰々という有名な人が言っていたからという話を出されると人は特に弱い。公的な機関からが出どころならほとんど騙されてしまいます。アンケート結果ひとつとっても無作為にと言ってはいますが、必ず裏があります。サンプル例の少なさで笑えてしまうのもあります。このような無用な情報に影響され、さらに人間的判断力を削いでしまっています。
この相性学を掲げるのは「人がなるべく誤った道を選択しないための指標、方向性」と捉えてもらいたいからです。見てないからわからない、見えないものは信用しない、迷信、データーが怪しいなどと言うのは容易いものです。しかしその中にあなたを救うカギがひとつでも眠っているのなら拾うべきではないでしょうか。
相談においては時の流れ、つまり時期を大切にその人へのアドバイスを行っています。特に人間関係や仕事でのトラブルが多い、性格的に落ち込みやすいなどメンタルが弱い方はぜひ参考にしてほしいと願います。