現代版見ざる。聞かざる。言わざる。
今の世の中、めちゃハードルが高い。
個々人の抱く夢とか達成目標そして周りの期待などの基準があまりに高いバーになっている。
過去十年か前以前の中高生たちが描いてきた将来像ではどこか限定的でもあった。
当時はメディアと言えばテレビ主体に情報を知り、何者にもなれると思い込みながらも現実に直面しては
軌道修正を繰り返し落としどころを見つけていくことが生きる術でもあった。
ところが現代のネット上では自分が得意だと思っていることをいとも簡単にこなしていく才能を持った
存在を身近に感じてしまうことになる。
メディアでは毎日のようにそういう存在を取り上げている。
もっともっという自らの本能を嫌でも刺激されることになる。
さて『もっと多く』を求めることは解決策になるのだろうか。
そこにはゴールはない。
もっともっとにはゴールなど存在しない。
だからといって夢を持つなとか、頑張るなということではなく最初にすべきことは人と比べることから
抜け出すことしかない。
なぜなら比べることで自らの能力を妨げている。
比べることは本来のあなたの個性を失わせることになる。
個性は比べるものではないのだから。
最後につまらないSNSやテレビの情報はあえて見ないこと。
友達からも聞かないこと。
そして言わないこと。
そうすれば少しはあなたの個性が守られると思う。