ポジティブって言葉には危険な香りが漂う

ポジティブに考えることが、うまくいくことだと教えられ、信じている人も多いのではないでしょうか。

何かあると決まり文句のように『ポジティブ』という表現を使いますが、私がコーチングをしていて思ったことは

真面目な人ほど使うには危うい言葉だということです。

ポジティブでないといけないのだと意識的に考えはじめると、目の前に起こる出来事に対して頭の中で自動的に

取捨選択をするようになります。

これは自分の中の思考の自由を奪う行為となってきます。

なぜならばよりよいものを選択しなければならないという気持ちが強くなるからです。

そして『ネガティブに考えてはいけない』という意識は、ネガティブな思考を意識せずにはいられなくなるようにも

なります。

つまり見ないようにするということは、すでにそこに意識がいってしまっていることです。

マーフィの法則で言われるようなスキーをしていて前方に見える木々を意識すると

そちらに向かっていってしまうというあの話です。

それと勘違いされている方もいるでしょうが、『楽観的でいること=ポジティブでいること』ではないのです。

この違いを知っておくことも大事なことです。

物事をありのままに見てとったことを自分が思うように判断すればいいのではないかということです。

そもそもそれがどうかということを決めているのは自分自身に他なりません。

大事なことは起こったことを受け止めることだけです。

受け止めるというのは考えることではありません。

感じるだけです。『feel』です。

これがなるべくダメージを受けない方法です。

考えない。起こったことは感じるだけ。

そして右から左へ流すことなのです。

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